塾だより

勉強したこと、覚えていますか?

PDF版をダウンロードできますPDFを開く

当塾では、毎回の授業の終わりに「学習管理票」へ、その日に勉強した内容を生徒自身に記録してもらっています。しかし、残念ながらほとんど書いてくれない生徒もいます。

特に気になるのが、理解は早いのに、なかなか成績に結びつかない生徒です。問題を解かせると飲み込みは早く、その場ではよく理解できています。それなのに、しばらくすると同じところで間違えてしまうことがあります。

勉強では、「そのとき分かった」ことと「あとから自分でできる」ことは別物です。だからこそ、自分が何を勉強したのかを振り返る習慣が大切になります。

学習管理票を書くのは、先生に報告するためだけではありません。「今日は何を勉強したのか」「何ができるようになったのか」「まだ何ができないのか」を自分で確認するためのものです。たった数分のことですが、この振り返りがあるだけで、自分の勉強を少し離れたところから見ることができます。

理解が早い人ほど、その場で分かってしまうため、「もう大丈夫」と思いやすいのかもしれません。しかし、本当に大切なのは、その日の「分かった」ではなく、テストの日にも「できる」ことです。

勉強の記録を残すことは、自分の成長と弱点を知ることでもあります。これは勉強だけでなく、将来自分で目標を立て、振り返り、改善していくためにも大切な習慣です。

学習管理票をただの記録用紙だと思わず、ぜひ自分自身のために活用してほしいと思います。