塾だより

5月病にならないために

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新学年がスタートして1か月が経ちました。この春から新しい中学校や高校に進んだ人は、そろそろ新しい生活にも慣れてきた頃だと思います。

4月に新たな気持ちで目標を立てた人も多いでしょう。スタートダッシュを切ろうと頑張った人ほど陥りやすいのが、いわゆる「5月病」です。ゴールデンウィークが明け、中間テストに向けて頑張ったものの、思うように成績が伸びなかった――そんな経験をする人も少なくありません。

受験の世界では、5月病は軽く見てはいけません。本来は1年を通して一定、もしくは少しずつ勉強時間を増やしていくのが理想です。しかし一度ペースを崩してしまうと、元の状態に戻るまでに数か月かかることもあります。その間に周りの人が着実に力を伸ばしていくため、気づいたときには大きな差がついてしまうこともあります。

では、5月病にならないためにはどうすればよいのでしょうか。ポイントは3つあります。

1つめは、頑張りすぎないことです。受験は短距離走ではなく長距離走です。慌てて詰め込むのではなく、1か月先、3か月先、1年先の自分をイメージしながら、無理のないペースで続けることが大切です。

2つめは、完璧を求めすぎないことです。「今日やったことをすべて覚えてから寝よう」と考えると、不安が大きくなり、かえって集中力が下がってしまいます。特に睡眠不足は心身に大きな影響を与えます。徹夜はせず、できるだけ日付が変わる前には寝るように心がけましょう。

3つめは、適度に体を動かすことです。勉強中は同じ姿勢が続き、体に疲れがたまりやすくなります。散歩や軽い運動、部屋の掃除などでもかまいません。意識的に体を動かすことで、気分転換にもなり、学習の効率も上がります。

5月は、頑張ってきた人ほど疲れが出やすい時期です。無理をしすぎず、少し力を抜きながら、長く続けることを意識して取り組んでいきましょう。